楽曲分析 No.2 「California 」Grimes
Grimesの4枚目のアルバム『Art Angels』の2曲目が「California」
大陸を感じさせるメロディが印象的な曲
楽器を始めたばかりの人でも、簡単なので是非弾いて欲しい。初心者ギタリストでも簡単に弾ける。バレーコードなんて無視して3弦から1弦まで鳴らすだけでも良い
F♯ - B
Ⅰ - Ⅳ
イントロ部分が最も印象的なので、そこだけ分析
コードは上のものを繰り返すだけです
Ⅰ のコードの時のメロディは、5度を中心に3度と基本的
5度が鳴っていると非常に安定した調子になる
ポイントは、Ⅳ の時のメロディ
3度(キーの6度)から4度♯(キーの7度)の音
短く用いられるリディアンの特性音の4度♯ が鍵
才能あるミュージシャンは、難しいコード進行などは一切使わず、メロディ、音色、音の抜き差し、コーラスワークなどだけで最高の曲を書く。同一コード進行上で幾つものメロディを考え出せる音楽的素養は勿論、コード展開以外で曲を聴かせるレベルにまとめ上げる能力が必要とされるので、総合的なサウンドプロデュース能力が問われる。そして、多くの優れたミュージシャンに共通するのがその能力だと思う。
文句のつけどころのない曲だと思うのだが、Youtube ではBad評価が3000以上ついている。万国共通のサブカルアレルギーによるものだろうか。